
組み込み機器のDNS応答を、問い合わせたDNSサーバーからの返事として確認できているか。FreeRTOS-Plus-TCPで、送信元IPの検証不足が公表されました(CVE-2026-102552)。 V4.4.1以前でIPv6とDNSを有効にした構成では、条件がそろうと第三者が偽の応答を採用させ、機器のDNSキャッシュに別の接続先を記録させる可能性があります。公表資料は悪用事例の確認までは示していません。 V4.4.2には送信元IPを確認する機能が加わりましたが、既定では無効です。修正するにはV4.4.2以降への更新と、設定ヘッダーで`ipconfigDNS_CHECK_REPLY_SOURCE_IP`を有効にする両方が必要です。バージョンだけで対応済みと判断しないことが、今回の大事な確認点です。 対象はFreeRTOS-Plus-TCPのDNS機能を採用した機器で、すべてのFreeRTOS機器に当てはまる話ではありません。ファームウェア担当者は採用バージョン、ビルド設定、派生コードへの修正反映を確認。利用者も製品ベンダーの更新案内を確認すると、自分の機器の対応を追いやすくなります。 https://aws.amazon.com/security/security-bulletins/2026-139-aws/ https://github.com/FreeRTOS/FreeRTOS-Plus-TCP/security/advisories/GHSA-h4fw-pv82-p7h5
