
PostgreSQLのコネクションプーラーPgBouncerの1.26.1が10/14に公開され、SCRAM認証を回避されるおそれがある脆弱性CVE-2026-107350が修正された。 1.17.0〜1.26.0では、存在しないデータベースに接続したとき、SCRAM認証の途中で送られた2回目の開始メッセージまで処理してしまっていたとのこと。 auth_fileに載っているユーザーのパスワードを知っている攻撃者が、SCRAMで認証するほかのユーザー、つまり管理者やバックエンドのスーパーユーザーとしてログインできる可能性がある。 条件は、なりすます側となりすまされる側の両方がSCRAM認証を使っていること。 同じリリースでは、認証前のクライアントがCPUを使い切らせて全体を止められる問題(CVE-2026-107349)と、パケット長の整数オーバーフローで処理が止まる問題(CVE-2026-107348)も直されている。 後の2件は特定の設定のときだけ影響するけれど、SCRAMの件は条件がそろえば権限の高いユーザーを乗っ取られるので、SCRAM認証を使っているなら早めに上げておきたい。 #PgBouncer #PostgreSQL #セキュリティ #脆弱性 https://www.pgbouncer.org/changelog.html
