
ESETの研究者が、Microsoft署名付きのUEFI shimブートローダー11件により、長年Secure Bootを回避できる状態が続いていたことを公表した。Microsoftは対象バイナリを失効させ、問題はVU#616257、CVE-2026-8863、CVE-2026-10797として追跡されている。 問題となったshimは、MicrosoftのUEFI証明書で署名された第1段階ブートローダーで、GRUB 2など次のブートコンポーネントを検証して起動を引き継ぐ役割を持つ。対象はRed Hat Enterprise Linux 7.2、CentOS 7.2、Oracle Linux 7.2、openSUSE、Baramundi Management Suite、WhiteCanyon WipeDrive、Abittiなどに含まれていた。 影響を受けたshimには、既知のGRUB 2の脆弱性CVE-2015-5281を利用可能なもの、SBATを実装していないもの、署名検証時に証明書長を異なる場所から読み取る実装不備を持つものが含まれていた。この不備により、証明書構造を改変した悪意あるバイナリが検証を通過できるという。 Secure Bootはshimの署名のみを検証するため、対象製品を使用していないPCでも、署名済みshimをUSBメモリやEFIパーティションへ配置すれば悪用できる可能性があった。Microsoftは2026年6月の更新でDBXを配布し、11件のshimを失効させた。CERT/CCは、DBX適用前にDBを更新しないと起動不能になる可能性があると注意を促している。現時点で悪用の証拠は確認されていない。 冒頭文字数: 119 全文文字数: 480
Post summary
ESET researchers disclosed a long‑standing Secure Boot bypass involving Microsoft‑signed UEFI shim loaders; Microsoft revoked the affected binaries and issued DBX as remediation, while no evidence of active exploitation or PoC code is reported.









